Acting Speech / Reciting Citizen's Words ・ Reciting AYu:M's Words

 

​演説代行 / 市民の言葉を語る ・ AYu:Mの言葉を語る

performance,loudspeaker,radio cassette,paper,photo / 2017

​山形県西置賜郡白鷹町にある、白鷹町文化交流センターAYu:M(あゆーむ)にて行われた展覧会 『山形藝術界隈展〇二』。私は、《演説代行/市民の言葉を語る》と題したパフォーマンスとその記録video,演説代行依頼書等を展示。来場者の皆様の言葉を私自身が演説代行して、展示会場内《展望場》にて拡声器を使い語った。普段なかなか言えない事や、ここにいない誰かに伝えたい事、告白や思い出話など。様々な言葉が集まる。しかし、演説代行依頼書に書かれた言葉は集まるものの、肝心の聴衆がげきてきに少ない。そう、ここは山形の中でも辺境の奥地。ただでさえ来場者は少なく、その来場者の多くはお年寄りとなる。隣の展示施設では同時開催で『そば猪口アート公募展』が開催され、質のいい様々な素材のそば猪口が全国から集まり展示されていた。そば猪口を観に来られる方はそれなりに多かったが、その隣の『山形藝術界隈展〇二』においてはチラっと外から観て帰られる方も多かった。聴衆がいなければ演説代行をする意味がなくなってしまう。非常にまずい。私は会期中、パフォーマンスのスタンスを実験的にどんどん変え、最終的には来場者に話しかけ(呼び込み)聞いてもらうという形に収まった。しっかりと主旨を説明し聞いて頂くと、理解して頂きそれなりに興味をもってくれる方も多くいた。そこに自ずと来場者とパフォーマー(私)との会話が生まれた。パフォーマンスとしてはとても緩く作品には見えないかもしれない。それでも、ここで実践する事で生まれる一つの事象の形なのだと改めて考えさせられた。

又、展覧会のイベント時には 《AYu:Mの言葉を語る》 と題し、この文化センターAYu:Mの皆さんの言葉を来場者に聞いて頂く形式で演説代行をした。学芸員として、一人の人として、館長としての言葉は、AYu:Mからの音となり来場者に向け発せられた。

Video

year:2017

material: HD video, photo, loudspeaker, radio cassette, paper

time: 4:03min

performer: Hideki Ozuchi

uguisujo: Yuko Nemoto

Video

year:2017

material: HD video, photo, loudspeaker, radio cassette, paper

time: 14:24min

performer: Hideki Ozuchi

uguisujo: Yuko Nemoto

© Hideki Ozuchi